航海ストーリー

単独、無寄港、無補給で世界を一周する"最も過酷なヨットレース、Vendée Globe。４年に一度行われるこのレースに海洋冒険家の白石康次郎さんがアジア人として初参戦します！ 海洋冒険家、白石康次郎さん。 高校卒業後、ヨットレースの道へ進むと ２６歳で日本を起点とする 単独無寄港世界一周レースを１７６日かけて完走し、史上最年少記録を樹立。 ２００６年にはおよそ５万６千キロを走る 単独世界一周レース 「ファイブ　オーシャンズ」に参戦。 ６０フィートのヨットを操るクラス１(ワン)に 日本人で初めて参戦し、 大荒れの天候のなか、 準優勝という快挙を成し遂げた 日本有数のトップスキッパーです。 その白石さんが先月、夢だったというヴァンデ・グローブ出場をかけ、 最終予選の出発の地、ニューヨークに。 購入したばかりというヨットで レースの準備を進めました。 「最高のレースなのでね、そこに参加出来るならこんな名誉な事はないと」 原動力は好奇心という白石さん。 子供の頃から海に憧れ、 失敗も繰り返しながら これまで３回世界一周ヨットレースを 完走してきました。 ２０００時間続くという長いレースの中で 投げ出したくなることがないか聞いてみると？